そもそもコンテンツとは
種類 | 具体例 |
映像系 | 映画、ビデオ、テレビ番組、ゲーム |
音声系 | 音楽、ラジオ番組 |
テキスト系 | 小説、新聞記事、コミック、データベース記事 |
コンテンツの本質は?
コンテンツの具体的な特徴とは
1 物理的に保護することが難しい!(手で触れない物) 2 流通しやすい!(コピーでどこにでも流れてしまいまう)
法律上の権利を整理!
ある人に対してのみ主張できる権利?
例:「給料を払え!」
・・・債権
全ての人に対して主張できる権利?
例:「この土地は俺のものだ!」
→財産について権利
・・・物権(=財産権)
があることを理解しよう
知的“財産権” とは?
「財産権」従来は、有体物(宝石、車)を対象
例えば、所有権は、“有体物”を使用、収益、処分できる財産権。
情報、表現、アイデア、ブランドなど
→従来の財産権(所有権など)は認められていない
仮に自分が作った作品を他人が情報、表現、アイデア、ブランドなどを自由に利用されたらどうなるか?
①やる気がなくなる
②秘密にしておく、隠す
③世間が混乱する(名前について
文化や産業が発達しなくなります。
知的創作物や営業ブランドについては、一定の場合には、財産として法律上保護。
=“知的財産”
これに関する法律上の権利
=“知的財産権”
少し複雑、今回は全て覚える必要はない
今後順を追って説明していこう
例を参考に考えてみよう
Tさんは、自分で購入した小説を以下のように利用することはできるだろうか?
・内容が気に入らないので、燃やす。
・とても面白かったので、面白い箇所をコピーして、友達に配布する。
この場合法に触れるのだろうか?
答え
Aさん→「本」という有体物について所有権を持っている
作者→「小説」という知的財産について知的財産権を持っている
→コピーは、知的財産権が及ぶ行為なので、作者の許諾が必要。
別の言い方をすれば、Aさんは、本屋からは「本」の所有権を買ったが、「小説」の知的財産権は買っていないという事になる。
燃やしても問題無いが、コピーして配ったら法律に違反するという事になる。
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あとがき
著作権って結構複雑だけど順を追って学ぶとわかりやすい。
今回はコンテンツと知的財産について少し理解できた。
少し大人になった管理人だった